クチコミ情報
「提灯文字」とは、竹の骨に和紙を張った白い提灯に、文字や紋を描く技術のこと。村田さんは、大正2年創業の「泪橋大嶋屋」3代目で、お祭りなどの各種提灯をはじめ歌舞伎の小道具も描き続けていらっしゃいます。提灯の丸みを計算して、まっすぐに文字を書く技術は、一人前になるまで約10年かかるのだそう。提灯文字は、太く大きく書くのがポイント。この道36年の村田さんは、「太く見せるためには、あえて細いところを作って強弱をつける。これという完成形がないことが難しさであり、おもしろさです」と語ります。提灯文字だけでなく、あざやかな地口行灯も描いている村田さん。また、提灯業界における江戸文字の定義、家紋の描き方の統一にも力を注ぎ、修行中の4代目・息子さんと共に、伝統を守り続けていらっしゃいます。
「提灯文字」とは、竹の骨に和紙を張った白い提灯に、文字や紋を描く技術のこと。村田さんは、大正2年創業の「泪橋大嶋屋」3代目で、お祭りなどの各種提灯をはじめ歌舞伎の小道具も描き続けていらっしゃいます。提灯の丸みを計算して、まっすぐに文字を書く技術は、一人前になるまで約10年かかるのだそう。提灯文字は、太く大きく書くのがポイント。この道36年の村田さんは、「太く見せるためには、あえて細いところを作って強弱をつける。これという完成形がないことが難しさであり、おもしろさです」と語ります。提灯文字だけでなく、あざやかな地口行灯も描いている村田さん。また、提灯業界における江戸文字の定義、家紋の描き方の統一にも力を注ぎ、修行中の4代目・息子さんと共に、伝統を守り続けていらっしゃいます。